「芸能界を引退するのでは?」と話題になっているマツコ・デラックスさん。
その歯切れ良い物言いとユーモアが唯一無二なので、マツコさんが芸能界引退するとなるとショックな人も多いと思いますが、しかしマツコ・デラックスさんが芸能界引退を考えているのは本当のようです。
となれば、気になるのはその引退時期や引退理由。
今回はマツコ・デラックスさんの芸能界引退に関して色々なメディアから調査しました。
- マツコ・デラックスさんの芸能界引退理由
- マツコ・デラックスさんの芸能界引退時期
- マツコ・デラックスさんの芸能界引退後の進路

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マツコ・デラックスの芸能界引退理由は?
東京が疲れたから

マツコ・デラックスさんは、もともと千葉県千葉市稲毛区生まれ。
そのため、出身も都会ではありますが、それでも近年は東京での生活での息苦しさなどを番組内で発言していました。

最後、東京で死にたくない。猫みたいに死んでいきたい。東京、本気で疲れた
出典:2020年9月16日放送のフジテレビ系『ホンマでっか!?TV』
マツコ・デラックスさんは10年間レギュラーとして活躍していた『ホンマでっか!?TV』を卒業する際にも、大々的な卒業ではなく、あくまでサラッとテロップで卒業告知がされました。
この「猫みたいに死んでいきたい」という言葉からも、「静かに去りたい」というマツコ・デラックスさんの気持ちが表れているのかもしれません。

生きがいを見つけるため

マツコ・デラックスさんは、ここ数年、自宅と職場であるテレビ局間での移動しかしていないそう。
昨年までは、逆に出歩かないことをネタにした企画も番組内でしており、運動不足だったり外出しないことも開き直っているというか、それはそれで楽しそうに見えていました。
しかし新型コロナウイルスでの自粛期間中に、その「生きがいが仕事」ということにマツコ・デラックスさん自身が寂しさを感じたのではと思います。
いま仕事しか生きがいないから。だからたぶん、いま神輿に担がれてる状態が終わって、パーンって突き飛ばされて、地べたに転がったら、みんなからボコボコに蹴られて、そのときに初めて『あぁ私は孤独なんだ』って
出典:MAG2 NEWS
今まで仕事が生きがいでそれなりに楽しいと思っていたけれど、新型コロナウイルスでの緊急事態宣言の期間に自宅で毎日1人で過ごすうちに、仕事がなくなったときの自分の孤独さを感じてしまったマツコ・デラックスさん。
これだけ視聴者に愛されて、芸能人だけでなく、歌舞伎町をはじめとした繁華街関係の友人もたくさんいるマツコ・デラックスさんは孤独とは遠い存在に見えますが、ご本人にしかわからない孤独があるのかもしれません。
テレビの将来性が疑問だから

2020年に入ってから、マツコ・デラックスさんはテレビ番組内でしばしばテレビ業界の未来について語ることが多くなりました。
その今後のテレビ業界についてのマツコ・デラックスさんのコメントは、ネガティブなものが多いです。
これから厳しくなってくるから、偉そうにしているベテランはいりませんってなる可能性もあるからね
出典:2020年5月23日に放送された『マツコ会議』
- テレビはつまらない
- 自分もYouTube動画ばかり見る など
マツコ・デラックスさんは番組本番前の打ち合わせでも、2020年春以降は以前のような元気がないそう。
昨年までは、マツコ・デラックスさんは本番前の打ち合わせでもスタッフを笑わせたり楽しませてくれていましたが、最近ではテンションが低いこともしばしば。
テレビの仕事自体へのモチベーションも下がっているのではと言われています。
マツコ・デラックスさんは、体格が大きいので、新型コロナウイルスに感染すると悪化するのではと恐れているそう。
そんななか、テレビ局に毎回収録するため外出しなければいけないのは、ご本人としてもとても怖かったのではと思います。
『ホンマでっか!?TV』を引退したのも、必ずスタジオ出演させられることが要因の1つだったのではないかとも言われています。
山や農園での暮らしに憧れがあるから

もともとタレントになりたくて芸能界に入ったわけではないマツコさん。
マツコさんは、雑誌の編集者として働く中で出会ったエッセイストの中村うさぎさんに「あんたは書くべき人間」と文才を高く評価され、タレント活動とコラムなどの執筆活動を開始しました。
なので、ご本人としては周りの期待に応えているうちに「気づいたら芸能界にいた」という感じなのではないでしょうか。
そのため、マツコさん自身は以前から芸能界に未練はなかったそうです。
私はね、千葉の山奥にでも土地を買ってね、加藤登紀子さんのような農園を作ってね。何もかも未練はなくなりました。私はもう、いつでも山ごもりをする準備はできております
出典:女性自身
もともと未練がなかった芸能界の仕事が、今後も展望が見えなくて、YouTubeに取って代わられる時代が来る…と思えば、モチベーションもなくなるのは当然ではと思います。
当初から定年で引退予定だったから

芸能界に未練もなかったマツコ・デラックスさんは、以前からそのうち引退したいと考えていたそう。
あと10年ぐらい、ちょっと、ほそぼそと頑張って、ちょっと国外に脱出しようと思ってるの
出典:2020年1月20日放送の『月曜から夜ふかし』
マツコ・デラックスさんは、1972年10月26日生まれ。
つまり2020年10月26日で48歳になります。
「あと10年ぐらい、ほそぼそと頑張って」というところから、新型コロナウイルスが流行する前の2020年1月時点では「60歳くらいで引退しよう」と考えていたのではと想像できます。

しかし、新型コロナウイルスで2020年4~5月には非常事態宣言が発令され、マツコ・デラックスさんも自宅で1人きりで過ごすうちに、芸能界引退を本気で考えるようになったそう。
ちょうどこの頃は、芸能人の新型コロナウイルスによる訃報も駆け巡った頃。
2020年3月29日 志村けんさん
2020年4月23日 岡江久美子さん
2020年5月13日 勝武士幹士さん など
もともと60歳くらいで芸能界引退を考えていたマツコ・デラックスさんも、身近な芸能人の訃報を聞いて、まだやりたいことがあると思い、芸能界引退を早めたいと思ったのではと思います。
マツコ・デラックスの芸能界引退はいつ?

ファンとしては大変残念ではありますが、マツコ・デラックスさんが芸能界引退を計画されているのは間違いないと思います。
2020年9月27日放送の日本テレビ『おしゃれイズム』でも、番組終盤にくりぃむしちゅーの上田晋也さんから「この仕事、辞めようかなと思ったことは?」と質問されると、「思ってる」とはっきり言ったマツコ・デラックスさん。
今、思ってる
出典:2020年9月27日放送の日本テレビ『おしゃれイズム』
所属事務所の先輩でもある上田晋也さんからの質問への回答なので、本気で答えている可能性が高いと思います。
そこで気になるのは、いつ芸能界を引退しようとしているのかということ。
以下では、芸能界引退する可能性が高いタイミングをまとめました。
「義理」を果たしたとき

マツコ・デラックスさんは、義理人情をとても大切にする方です。
そのため、今までお世話になった方に義理を果たしつつ、フェードアウトするタイミングを見計らっているのではと思います。
マツコさんは数年前から“義理”で仕事をしている部分があります。新番組のオファーは絶えないですが、そのころから“新規の番組は受けない”と宣言していました。縁を大事にする人なので、テレビに出始めたころに知り合ったテレビマンとの関係を重視し、またそうした縁がないと基本的に仕事をしなくなっているようです。
逆にマツコさんがテレビに出るきっかけとなった『5時に夢中!』(TOKYO MX)はローカル局の番組ということもあり、いまのマツコさんにとっては、かなり安めのギャラですが、現在も出演し続けているのです。これは義理を感じているためでしょう。
出典:女性自身
明石家さんまさんも、2020年9月26日放送のMBSラジオ『MBSヤングタウン 土曜日』で、マツコ・デラックスさんの義理深さについて以下のようにコメントしています。
マツコは実は5年前から『ホンマでっか』辞めたかった。でも、俺との付き合いもあるし、一生懸命5年も頑張ってくれたんですよ
出典:女性自身
番組・テレビ局との兼ね合いをみて

2020年秋現在、マツコ・デラックスさんは各テレビ局1本までを目指して仕事をセーブしているそう。
各テレビ局に平等に接しているところも、マツコ・デラックスさんらしいですね。
1年ほど前から出演番組を絞ることを考えていたようで、“各局1本まで”を目指しているとか。そのため“冠”ではなく、自分がメインMCではない『ホンマでっか!?TV』の卒業を決めたそうです
出典:女性自身
マツコ・デラックスの芸能界引退後の進路は?
保護猫活動

マツコ・デラックスさんは大の猫好き。
本来なら猫を飼いたいところなのでしょうが、現在は芸能の仕事で飼えないという葛藤があります。
そのため夜な夜な猫の動画を視聴しているそうです。
現在の多忙な生活を抜け出して、大好きな猫を飼いたいという夢を叶えたいのですね。
私も私もずーっと(猫の)動画とか見てるから頭でっかちになってきちゃってさ。完璧に育て方とかがわかるのよもう。だからもうシミュレーションすればするほどさ、(芸能界で生きる)私の生活に落ち度がありすぎてさ……飼えないんだよね
出典:2020年7月31日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』
また、自ら猫を飼うだけでなく、捨て猫保護活動を行う夢もあるそうです。
保護猫の里親を探したい。そうなったら、芸能界もう忙しくてやってられないの。(中略)市区町村から捨て猫とか預かって育てて、で、里親に出すっていう……ね
出典:2019年9月5日放送のテレビ朝日系『夜の巷を徘徊する』
捨て猫の保護活動などを通じて、本来の自分に正直な生きがい探しをしたいという願いがあるのではと思います。
家を作る

マツコ・デラックスさんは、テレビ番組でしばしば田舎暮らしやDIY生活について言及しています。
本当に(森)泉ちゃんみたいに、家を作りたい
『マツコ会議』に芸人のヒロシさんが出演してソロキャンプを披露した際には、焚火やキャンプについてとても関心がありそうでした。
今まで仕事ばかりの生活で出来なかったことを、芸能界引退後に実現していきたいのだと思います。

