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空手・喜友名諒選手の強さの理由は?道場は?空手を始めたのはいつ?

喜友名諒

 

2019年12月上旬、空手の喜友名諒選手が東京オリンピック選手に内定したというニュースがありました。

喜友名諒出典:https://mainichi.jp/articles/20180825/k00/00e/050/359000c

 

実はこの喜友名諒選手は、世界選手権3連覇、全日本選手権7連覇という国内外で「最強」の異名を持つ実力者。

その圧倒的な強さの秘密が気になったので、調べてまとめました!

 

強さの理由は「家庭環境」?

生まれたのは一般的な家庭

喜友名諒選手は1990年7月12日、沖縄県沖縄市で生まれました。

世界的なスポーツ選手というと、実家がスポーツ一家だったりということも多いですが、喜友名諒選手の場合は実家の影響で空手をはじめたのではないようです。

 

空手を始めたのは5歳

喜友名諒選手が空手を始めたきっかけは、同じ幼稚園に通う友達が空手を習っていたことだそうです。

沖縄では、習い事の空手はとってもメジャーなのだとか。

5歳の喜友名諒選手自ら両親に「自分も空手を習いたい」と言い、市内の道場に通うようになったと言います。

 

「沖縄」という環境が喜友名諒選手を生んだ

実は空手は、沖縄県発祥の武道。

沖縄の小学校の運動会では必ず高学年で空手の演武をするそうで、沖縄では昔から空手が風土に根付いていたことが感じられます。

そのため、喜友名諒選手が空手に魅せられたのは、実家の影響というよりも沖縄という土地柄・環境の方が大きかったのではと思います。

 

強さの理由は「進学する学校」?

喜友名諒出典:https://dot.asahi.com/wa/2019121100087.html

 

ここからは、喜友名諒選手の強さの秘密を学校ごとに紐解いていきます。

沖縄市立沖縄東中学校時代

喜友名諒選手は沖縄市立沖縄東中学校に進学すると空手部に入部します。

中学2年生のときには第12回全国中学生選手権大会に出場し、決勝で「チャタンヤラ・クーシャンクー」を演武して優勝し、さらには団体戦でも優勝を果たしました。

しかし、中学3年生のときは個人で5位、団体で3位に終わります。

中学生のときから選手として活躍されていますが、他の学生も強い沖縄なので、まだそこまで選手として注目されていたわけではありませんでした。

運命の転機となった佐久本嗣男氏との出会い

喜友名諒選手は中学3年生のときに、現在の師匠である佐久本嗣男氏の道場である沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会を見学しました。

そしてこの出会いが、後の喜友名諒選手の運命を大きく変える出来事となります。

 

佐久本氏は1947年生まれの沖縄県出身の空手家。

世界選手権では個人形で3連覇を果たしたほか、ワールドゲームズ空手部門形競技では7連覇を達成したという、空手界の重鎮でした。

門外不出と言われた劉衛流をこれほど世界に広めた第一人者でもあります。

 

佐久本氏の道場で、世界選手権団体形で優勝した嘉手納由絵選手や、豊見城あずさ選手の演武を見学したことで、喜友名選手自身も世界を意識し、目指すようになったのです。

 

興南高校時代

道場を変え心機一転した喜友名諒選手は、その後私立興南高校へ進学します。

興南高校はスポーツで有名な高校で、甲子園の常連校でもあり、プロ野球選手やプロボクサーも多数輩出、インターハイでも様々な種目で結果を残している名門校です。

プロボクサー・具志堅用高さんの出身校でもあります。

日本全国レベルで活躍する同級生も多い環境のなかで過ごしたことで、かなり刺激のある学生生活だったのではないでしょうか。

 

そして高校時代の喜友名諒選手は、2008年の第63回国民体育大会(国体)の少年男子形個人戦で5位入賞も果たしています。

また3年生の時には「組手」の選手として、インターハイの沖縄県代表に選ばれました。

現在の喜友名諒選手は「形」のイメージが強いですが、高校時代は「組手」などでも実績を残されていたのですね。

 

沖縄国際大学時代

沖縄国際大学に進学した喜友名諒選手は当然のように空手部へ入部し、以後メキメキと頭角を現していきます。

 

以下は喜友名諒選手の出場した試合とその結果です。

喜友名諒選手の戦績
  • 2010年6月(大学2年) 第54回全日本学生空手道選手権大会・東西対抗戦 3位
  • 2010年12月(大学2年) 第38回全日本空手道選手権大会 5位
  • 2011年(大学2年) 全日本学生選手権 優勝
  • 2011年(大学3年) 全日本選手権 準優勝
  • 2012年(大学4年) 第2回東アジアシニア選手権大会 優勝
  • 2012年7月(大学4年) 全日本学生選手権 連覇
  • 2012年7月(大学4年) FISU第8回世界学生空手道選手権大会 準優勝
  • 2012年9月(大学4年) 「KARATE1プレミアリーグ」トルコ・イスタンブール大会 個人優勝・団体優勝
  • 2012年11月(大学4年) 第21回世界空手道選手権大会 3位
  • 2012年12月(大学4年) 全日本選手権 優勝

 

特に活躍が目立つのは、大学4年生のとき。

世界を舞台に次々と優勝・入賞を勝ち取っています。

ここまでくると、もう空手界では超有名人ですね。

 

強さの理由は「通った道場」?

喜友名諒出典:https://waraukurumi.com/ryo-kiyuna-is-amazing-karate-kata-olympic/

世界を舞台に活躍する選手を身近に感じる環境

喜友名諒選手がここまで世界トップレベルになったのは、中学3年生から通った道場にあると思います。

それが、前述した佐久本嗣男氏の道場である沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会。

 

世界選手権個人形での3連覇や、ワールドゲームズ空手部門形競技において7連覇を達成したという空手界のレジェンドとも言える師匠に師事することで、より世界の舞台を本気で意識するきっかけになったのではと思います。

また、喜友名諒選手自身が取材で以下のように答えています。

競い合って稽古できる場はここだけ

出典:沖縄タイムズ

 

世界トップレベルの選手が集う道場で切磋琢磨した経験が、今の自信に繋がっているのでしょう。

やはり世界に通用するレベル・強さを得るためには、身を置く環境が大事と言えます。

 

さらに師匠である佐久本嗣男氏は、以前取材で以下のように答えています。

あの腕力を見てくださいよ。下半身が強いから、あれだけ上体が振れるわけでしょう。上半身に下半身が負けていない。彼の太ももを見てください。こんな太い。トレーニングしていますよ。見ていてほれぼれする下半身。あれに蹴られたら人はひとたまりもない

出典:AERA.dot

 

佐久本嗣男氏も、弟子である喜友名諒選手を誇りに思い信頼していることがこのコメントからも感じられますね。

師匠と弟子の強い信頼関係も、佐久本嗣男氏の強さを支えているのだと思います。

佐久本嗣男氏は今後の喜友名諒選手への期待をこのようにコメントされています。

まだ彼は進化して伸びていくだろうと思います。謙虚ですしね。十分に伸びていくと思います。まだ今は80点ぐらいじゃないですか。あんなもんじゃないですよ。楽しみにしています

出典:AERA.dot

 

強さの理由は「気持ちの持ち方」?

「空手発祥の地で生まれた」というプライド

中学から大学までを、一貫して沖縄で過ごした喜友名諒選手。

「沖縄」という土地に、とても誇りを持っているように思います。

僕たちは普段の生活、練習から沖縄の風土を感じている。全てが本物だ。自分たちが空手というスポーツの本家だという強い気持ちがある。それを五輪という最高の舞台で示したい

出典:AERA.dot

 

愛する沖縄で、沖縄発祥の「本物」の空手を極める。

何としても沖縄の強さとプライドを世界に見せる!という意気込みが感じられますね。

また、地元・沖縄のメディア取材には以下のようにコメントされています。

沖縄で、五輪の金メダルを取った人はいない。初めての金メダリストは自分がなる

出典:沖縄タイムズ

自分が歴史をつくる年にしたい

出典:沖縄タイムズ

 

 

「空手・喜友名諒選手の強さの理由は?道場は?空手を始めたのはいつ?」まとめ

喜友名諒出典:https://www.kininarublog.net/kiyunaryou-ikemen-kanojo-half-ryousin-16200

 

彫りの深い顔立ちで、目を見開いて気合を込める姿から、喜友名諒選手の海外でのニックネームは「歌舞伎」だそう。

その他を圧倒する力強さは、中学生のころから身を置いてきた道場や環境が生み出したのではないでしょうか。

東京オリンピックでも、その力強い肢体と眼力で、世界最強の演武を見たいものです。

 

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