社会・政治

【画像】栃木県足利市の山火事の原因は?消火活動が長引く理由も調査

延焼を続けている栃木県足利市の山火事

火災発生から数日たっても消化されないということで、周辺住民の方を中心に不安が広がっています。

足利市の山火事は、なぜここまで消火活動が長引いているのでしょうか?

また、そもそもの山火事の原因は何なのでしょうか。

調査してまとめました。

足利の山火事の経緯は?

2月21日午後3時半に山火事発生

栃木県足利市の山火事は、2021年2月21日(日)の午後3時半頃に発生したと言われています。

足利市などによりますと、山火事は21日の午後3時半ごろ発生して消火活動が続いていますが、少なくとも山林10ヘクタールを焼いて現在も延焼中だということです。

出典:ANNニュース(2021年2月24日)

2月23日に火災が拡大

なかなか消化しきれなかった火は2月23日に一気に燃え広がり、周辺の72世帯に対して避難勧告が出されました。

栃木県足利市は2月16日から乾燥注意報が発令されており、その乾燥が山火事の拡大を招いたとのことです。

本来水分をたくさん含んでいる樹木は燃えませんが、落ち葉や、腐葉土に隠れた乾燥した草などが山じゅうに堆積していて、そこから火が燃え広がっているようです。

足利の山火事の原因は?

火が自然発生する可能性は極めて低い

自然界で火が出ることは、かなり可能性が低いようです。

例えば、何らかの反射などで日光の光が集まったり、雷が落ちたり‥‥

2月21日前後は雷などもないため、栃木県足利市の山火事の原因は自然発生したものではないと言われています。

人為的な原因の可能性が高い

花火

自然発生した火が原因でないとすると、残るは人為的な火です。

足利市の和泉聡(いずみ・さとし)市長は、会見で山火事の原因について「登山者の火の不始末」を挙げています。

足利市長出典:2021年2月25日放送『スッキリ!』

ハイカーの休憩場所、イスが設置してあるような、そういう場所が出火元と推測しています。

何か食べるために火を使ったとか、たばこを吸われたとかですね、そういうことがないと火の気がまったくないところですから

出典:日本テレビ『スッキリ!』(2021年2月25日放送)

足利市の山火事の原因として考えられるもの
  • キャンプの火
  • たばこの火 など

足利市が発表した火災発生時刻は午後3時半。

ちょうどキャンプや登山をして帰るころの時刻です。

現時点ではまだ断定はできないものの、やはり火元は登山客やキャンプ客の人為的な火の可能性が高そうです。

足利の山火事の消火活動が長引く理由は?

火の元に近づきにくい

足利の山火事に限らず、山火事の消火活動が長引く最大の理由の1つは、火の元に近づきにくいということです。

2021年2月24日時点で自衛隊がヘリコプターから大量の放水をして消火活動にあたっていますが、上空から散水するとなかなか燃えている箇所に当たりづらいようです。

乾燥で火災の拡がりが速い

火事

冬の山は乾燥した植物で溢れています。

水分を含んだ植物はなかなか燃えませんが、乾燥した草などはすぐ燃えますよね。

そのため、燃えやすい落ち葉などがそこら中に広がっているということで、火の拡がりも速いです。

消防隊や自衛隊が消火活動にあたっても、火の拡がりを抑えるための放水が精いっぱいで、火の中心部から消火にあたるまでなかなかいけないのが現実のようです。

また、足利市の山火事の場合は、山に落ち葉がたくさん堆積していて、落ち葉の下の腐葉土の下の落ち葉が燃えている…など、一見燃えていないように見えても地下で落ち葉伝いに火がくすぶっていることが何度もあったそう。

ぱっと見わからない火というのも、消火活動が思ったように進まない一因です。

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