性別披露パーティーで、性別披露装置による事故がアメリカで続いています。
(CNN) 米ニューヨーク州で、子どもの性別披露パーティーのために使われるはずだった装置が爆発する事故があり、28歳の男性が死亡した。
出典:CNN(2021年2月23日)
性別披露パーティーとは何なのでしょうか?
また、性別披露装置もどんなものなのでしょうか。
詳しく調査しました。


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性別披露パーティーとは?
お腹の赤ちゃんの性別を披露・確認するパーティー

性別披露パーティーとは、近年アメリカを中心に流行している、お腹の赤ちゃんの性別を披露するパーティーです。
だいたい妊娠5か月頃から赤ちゃんの性別がわかりますが、その性別がわかった段階で親しい人などを自宅に呼んでお祝いします。
性別披露パーティーの内容

性別披露パーティーは、それぞれの家庭・赤ちゃんの両親の意向で内容は異なりますが、だいたい以下のような内容で行われます。
- 妊婦が医者に赤ちゃんの性別を確認
- 自宅でパーティーを開き、参加者が性別を予想
- 妊婦・夫から赤ちゃんの性別披露
- みんなで生まれてくる赤ちゃんを祝福
妊婦さんから赤ちゃんの性別を旦那さんや親戚にサプライズしたり、妊婦さんと旦那さんから親戚・友人にサプライズしたりと、サプライズの対象は色々なパターンがあるようですね!
誰をサプライズ対象にするか、どんな方法で赤ちゃんの性別を発表するか、パーティーの装飾をどうするか…そういったところでオリジナリティーを出して、アットホームにお祝いするパーティーが人気のようです。
妊婦さん自身も性別を知らない性別披露パーティーも
近年では妊婦さん自身も性別を知らないで行う性別披露パーティーもあるそう。
つまり、産婦人科で妊婦さんが性別を判断してもらったら医師に性別を紙に書いてもらい、妊婦さん自身も性別を知らないまま、家に持ち帰って性別披露パーティの際に妊婦さんも含めてみんなで一斉に性別を確認するというサプライズです。
また、妊婦の友人等がその性別の書いた紙を見て性別披露パーティーを準備し、妊婦さんと旦那さんに向けてサプライズパーティーを企画することもあるそう。
医者や友人もサプライズに一肌脱ぐとは、さすがパーティー好きのアメリカですね!
性別披露装置とは?
性別披露パーティーで使われる装置
上の動画は性別披露パーティーの様子・アイデアがまとめられた動画です。
動画にもある通り、性別披露パーティーでは、性別を披露するのを盛り上げる装置(性別披露装置)が使われることも。
- 花火・爆竹に火をつけ、青だったら男の子、ピンクだったら女の子
- 性別発表時に連続でクラッカーを発火させる装置
- アーチェリーで的を射て、青い煙が出たら男の子、ピンクの煙が出たら女の子 など
2020年、2021年では、そういった手作りの性別披露装置での事故が増えており、注意喚起がされています。
- 2021年2月21日 ニューヨーク州で、組み立てていた性別披露装置の爆発により男性死亡
- 2021年2月 ミシガン州で、子供誕生の前祝いパーティーで小型砲が爆発して男性死亡
- 2020年 カリフォルニア州南部で、性別披露装置で山火事発生
子供が生まれる予定のお父さんの死亡事故が相次いでいます。
派手な装飾や性別披露装置は目を引き、印象にも残りますが、安全第一で行うことが生まれてくる赤ちゃんのためになるでしょう。
