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日本政府が作ったマスクはどんなマスク?

布製で厚い
毎日マスコミで大きく取り上げられるように、新型コロナウイルス対策として全国民に配布されるアベノマスクは布製です。
布製のガーゼマスクは、ガーゼ生地を12~16枚重ねて縫製されているようで、そのため、厚さにして1cm弱になるかと思います。
大きさ
一般的な医療用サージカルマスクは、縦15cm×横17.5cmほど。
一方、厚労省から届く布マスクは縦9.7cm×横13.5cmと、一般的なマスクよりも小さいようです。
洗濯可能で繰り返し使える布製マスクは、せきやくしゃみなどの飛散を防ぐことや、手指を口や鼻に触れるのを防ぐことにより、感染拡大の防止に役立つものと考えております。
こうした観点から、口と鼻がしっかりと覆われることが重要であり、今回配布する布製マスクは、縦9.5cm、横13.5cmの市販品の大人用のものであり、口と鼻を覆うために十分な大きさであると考えております。
出典:厚生労働省HP
価格
日本政府が配布する布製マスクは、1枚200円相当とのことです。
全国民に配布するだけの量の確保と配布にかかる経費で、約466億円だそうです。
メーカーは不明
日本政府は「マスクは国内メーカー4社から納入された」としか発表しておらず、記者がメーカー名を質問しても回答をはぐらかしているようです。
――(アベノマスクは)どのメーカーに発注したのか。
「公表していないので、現時点ではお答えできません」
――何社かということも答えられない?
「具体的にはお答えできませんが、複数メーカーに頼んでいます」
――国内外のメーカー?
「詳細は控えますが、国内メーカーが海外工場で生産する場合もあります」
――家庭によって、品質の異なるものが届く恐れはないのか?
「各家庭に1種類のものが届くよう予定しています」
――メーカーに一定の規格での生産を頼んでいるということ?
「詳しい中身は把握していませんが、家庭ごとに品質がバラバラにならないようにしています」
出典:niftyニュース
そのため、ネット上では「安倍首相の地元・山口県の企業に受注させている」というデマ情報も流れ、デマを流された企業は対応に苦しんでいるようです。
安倍晋三首相が全国約5千万世帯に布マスクを2枚ずつ配布すると表明したことを巡り、首相の地元山口県の企業に受注させるのではないかとの風評がインターネット上に飛び交っている。
国とは別に県から布マスクの大量受注を受けたことで、名指しで中傷を受ける防府市の中村被服は「国から注文などなくデマが広がっている」と困惑する。
出典:中国新聞デジタル
具体的なメーカー名を出さないために、国民が疑心暗鬼になったり、デマ情報が流れたりしているようですね。
いつから配布される?

一般用マスクは17日から配布開始
マスクは一般に2020年4月17日から配布されています。
全国の世帯を対象にした布製マスクの配布に当たっては、4月17日(金)以降、感染者数が多い都道府県から順次、配送を開始し、5月中に配送を完了する予定です。
出典:厚生労働省HP
妊婦用マスクは14日から配布開始
一般用マスクに先駆けて、14日から妊婦用のマスクは配布が始まっています。
妊婦向けの布マスクの配布は、すべての世帯を対象にした配布に先立って、今月14日から全国の市町村に合わせて50万枚の発送が始まりました。
ところが、厚生労働省によりますと、17日夜までに80の市町村から、届いた布マスクの一部に「汚れがついている」とか「髪の毛やほこりが入っている」といった報告が相次ぎ、合わせて1900枚余りの不良品が見つかったということです。
出典:NHKニュース
アベノマスクの評判は?

「もらえて嬉しい」の声
アベノマスク届いた。
作ってくれた人、届けてくれた人に感謝して使おうよ。
懐かしいなぁこのマスク。 pic.twitter.com/Dh66DbfYTH— norino 〜羊毛フェルト〜 (@soranorino) April 17, 2020
「医療用マスクでない」という落胆の声
テレビで見る国会議員はいつもサージカルマスクを着けていて、なぜ医療や介護現場の私たちが布マスクなのか。腹立たしい気持ちになる
出典:琉球新報
「汚れが気になる」の声
厚労省によると、14日から妊婦用の布マスク計約50万枚を全国に発送。布マスクは、妊婦が母子健康手帳を受け取る際などに配ることになっていた。マスクを受け取った市町村から「変色している」「髪の毛が入っていた」などの報告が相次いだという。
出典:朝日新聞デジタル
「小さい」の声
小さくて鼻が出る
出典:niftyニュース
話すとずれる
出典:niftyニュース
マスク届いたー!
ちょっと小さいかなー。いや
(m´° 口° `m)
俺の顔がデカイんだ…。 pic.twitter.com/bwtVl3FKgL— 和泉宗兵 イズミ シュウヘイ (@the_Dehi) April 18, 2020
【家での時間に】マスク配布開始でリメイク広がる、有効活用で感染防止へhttps://t.co/V3GHmcSOka
小さくて使いづらいという声も上がっており、難点を解消しようと立体マスクにリメイクする人も出てきている。 pic.twitter.com/7OhAjERvFK
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 19, 2020
アベノマスクって呼ばれてるの届いた。小さいって噂だけど、届いたの見たら普通にごく一般的な布マスクのサイズだったわ。アゴいっぱいまで隠れないのは布マスクは当たり前だし、鼻も口も塞がるね。これで鼻口塞げないって人は、布マスク自体つけたことないか顔がバカでかいかのどっちかでしょ pic.twitter.com/4j4nEdE1Hr
— 素材が落ちない市@ガラル (@game_ichyk) April 17, 2020
「壊れやすい」の声
知り合いの方が安倍のマスク届いたと…
サイズは子供より小さく、1回洗っただけで写真のようにほつれたそうです😰
#アベノマスク pic.twitter.com/97mLlo1y6O
— *♛鈴木彩乎(亜子)AkoHodge♛* (@Steffy125) April 14, 2020
「アベノマスク配布開始!実際に手にした人の評判は?メーカーはどこ?」まとめ

新型コロナウイルス対策として、自信満々に発表された布製マスクの2枚配布。
いよいよ配布も始まりましたが、大きさや汚れに関しては不満の声も多いようです。
「いらない」「寄付する」という声も散見されますが、「メルカリ」や「ヤフオク!」では配布される布マスクの出品の禁止を既に発表しているので注意が必要です。
国は医療従事者などに優先してサージカルマスクを配布しているとのこと。
第一線で頑張っておられる方に医療用マスクを使ってもらうため、一般人は布製マスクになるというのも理解できます。
国からマスクが届いた❣️
ありがたい😭 pic.twitter.com/ZzCV29SqnK— カズ(^-^)v (@kazu_inutinnv) April 17, 2020
ただ気になるのが、政府がメーカー名をひた隠しにしているということ。
虫混入などの欠陥が見つかったため、今後はメーカー名についてもマスコミ・世論が追及していくこととなると思います。
